ごあいさつ
- 施術者
- 鈴木 睦代
- 資格
- はり師・きゅう師
- 経歴
- 三重県出身。京都にて鍼灸師の資格を取得。
女性のための不妊・美容の鍼灸院を開業。
池袋レディースはりきゅうグループの技術力、理念に魅力を感じ、上京。
現在不定期勤務にて施術を担当。 - その他経歴
- 専門家からみる美容のアドバイザーとしても活躍中。
美容WEBメディアで、鍼灸の専門家としてインタビューを受ける。 - ひとことコメント
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治療に携わることを目指したきっかけは何ですか?
中学高校と陸上部で毎日走ってばかりいたのですが、大切な試合の前に足を痛めてしまったことがありました。
整形外科に行き、医師から言われたのは「足の骨を削る手術をするしかないね」という言葉。
もちろん先生は最適な治療法を提案してくださったのですが、わずか2週間後にある大切な試合をあきらめなければいけないという絶望を感じていました。
藁にもすがる想いで駆け込んだのが、鍼灸や整体など、いくつかの治療院。
その治療院の先生方は、最適な治療の提案はもちろん、「この子の試合に出たいという想いを叶えるにはどうしたらよいだろうか」と一緒に真剣に悩んでくださいました。
もともと看護師や理学療法士になりたいと思っていたのですが、病院では、どんなに誠心誠意尽くしたとしても、どうしても一人当たりにかけられる時間に限界がある。
そんな想いから、より人との距離が近い、治療院というものに興味を持つようになりました。
どうして鍼灸師を選んだのですか?
もともと田舎で鍼灸院が少ない地域に住んでおり、私自身、鍼灸というものに触れる機会などほとんどない中で育ちました。
たまたま高校時代に鍼灸を受ける機会があったのですが、「カラダに鍼を打つ」ということは衝撃的な体験でした。
初めて鍼灸院に行ったときは、「鍼を打つ」というだけでも「痛いだろうな…」ととても緊張して、施術を受けるまでは何度も不安になっていました。
そんな私の予想に反し、その施術は全く痛くなく、とても気持ちよく、いつしか通うのが楽しみになっていきました。
なにより驚いたのは、悩みの解決だけではなく、「全身が楽になり、調子がよくなった」ということ。
「こんな良い治療法があるのに、みんなが知らないのはもったいない!」と、自ら学ぶことを決断しました。
変わったことや不思議なことにとても興味を持つ性格なので、皆さんの施術を行わせていただきながら、鍼灸の素晴らしを日々実感しています。
婦人科系の疾患に関心をもったのはなぜですか?
施術をする中で、「女性の鍼灸師さんを探していたの!」と喜んでくださる方が多くいらっしゃいました。
そしてそれらの多くの方が、冷え性、生理痛などの、婦人科に大きく関係する症状を持っていました。
冷え性や生理痛の改善は、鍼灸治療の得意分野です。
いつしか鍼灸院には多くの女性の方が通ってくださるようになり、不妊鍼灸や美容鍼灸も本格的に導入するようになりました。
多くの方は悩みを抱えながらも「どうしていいか分からない」「仕方がない」と諦めてしまったり、だましだましになってしまっているように感じます。
そのような方に、同じ女性として、施術の提供をすることで改善をしていってほしい。
悩みを解決する具体的で効果的な方法を伝えていきたい。
そのような想いから、婦人科疾患の治療を多く行うようになりました。
今後どのような鍼灸師になっていくつもりですか?
私の考える鍼灸治療は、『元気な身体を取り戻すお手伝いをすること』です。
そのためには、徐々にでもお話をお聞かせいただき、本気で短い期間で改善したい方へ日常生活に関してもアドバイスさせていただきます。
時には口うるさいこともあるかもしれませんが、本気であなたのことを考えて、一緒に身体をよくしていくことを目指しています。
鍼灸は身体にも優しく、特に女性には体調面、美容面も含め本当に向いている治療法だと日々実感しています。
治療院を通じて鍼灸のファンを増やし、鍼灸治療を、身体の不調を改善するための有効な選択肢として多くの人に認識してもらえるようにしていきたいです。